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旅人算について学びましょう。旅人算は、2つの物体が動くときの距離、速さ、時間の関係を考える算数の問題です。基本となる公式は、距離は速さかける時間です。
出会い算について説明します。2つの物体が向かい合って進み、出会うまでの時間や距離を求める問題です。出会うまでの時間は、初めの距離を、2つの速さの和で割ることで求められます。例えば、10キロメートル離れた地点から、時速3キロメートルと時速2キロメートルで向かい合って進む場合、2時間後に出会います。
追いかけ算について説明します。2つの物体が同じ方向へ進み、速い方が遅い方に追いつくまでの時間や距離を求める問題です。追いつくまでの時間は、初めの距離を、2つの速さの差で割ることで求められます。例えば、4キロメートル先にいる人を、時速3キロメートルと時速5キロメートルで追いかける場合、2時間後に追いつきます。
具体例で旅人算を解いてみましょう。A地点とB地点の間は12キロメートルです。Aから時速4キロメートル、Bから時速2キロメートルで同時に出発して向かい合って進みます。何時間後に出会うでしょうか。出会い算の公式を使って、12を4プラス2で割ると、12割る6で2となります。答えは2時間後です。
旅人算についてまとめます。旅人算は距離、速さ、時間の関係を扱う問題です。出会い算では速さの和を使って解き、追いかけ算では速さの差を使って解きます。基本公式である距離は速さかける時間が重要で、日常生活でも応用できる実用的な算数です。これで旅人算の基本的な考え方を理解できました。